創業明治十年
初代大岩家当主「大岩房太郎」がこの地に酒蔵を興したのが明治十年。 豊かな自然に恵まれた立地条件の中、奥大山(標高八百メートル付近)から湧き出るきれいな水(奥大山の水としても商品化)と良質な米を使い、昔ながらの製法で酒造りを続けて百四十余年。

奥大山の湧水
純米・純米吟醸・大吟醸の仕込み水に使用しているのは、奥大山の標高八百メートル付近の広大なブナ原生林の湧水。 濃い青色の湧水は、純度の高い水の特徴。硬度はおよそ二十という超軟水。軟水であるほどまろやかですっきりとした味わいとなる。

日野郡産の酒米
奥大山でとれる米は、冬時期に積もった雪解け水をたっぷりと含んだ田んぼで作る。標高の高い場所で栽培するため、寒暖差が激しく米作りに適した土地である。昔から多くの米が生産され、良質の米が獲れている。
